耳の仕組みと聴力

耳の構造を見てみましょう(下図)。一般的に、老人性難聴は中耳の筋肉の衰えや有毛細胞の劣化により生じる伝音声難聴です。

老人性難聴は高音が極端に聞き取りにくくなります。そのため、音楽が煩わしく聞こえてしまいます。逆に、歌手や音楽家など音に興味を持ち続ける人は、歳を重ねても若々しくいられます。

一般的に多い伝音声難聴の場合、聞き取れる音のレンジ(幅)は広いので、補聴器で若い時の領域に引き戻すことにより、快適な聞こえを再現できます(下図)。

ゼロが20歳の人の聴力です。経験上、50dB以上になると不便を感じるようです。

聴力測定には伝音と骨導の2種があります。通常の難聴では、伝音式では聞き取りづらいですが、骨導式だと良い結果を得ます(下図)。伝音、骨導両者が同じように悪い場合は、神経系や脳が不良の感音性難聴です(下図一番下)。

2014年現在、補聴器は9割がたデジタル式に移行しています。登場した当初、30万円したものでも、13,4万円で購入できるようになりました。デジタルはパソコンで内臓プログラムを変えることができ、購入後のアフターフォローがきめ細かくできるようになっています。

補聴器では理想の聴力を得るため、音質別で調整を行います(下図)。

また、デジタル補聴器では音の大きさや距離による調整も可能になりました(下図E)。このことにより、初めての方でも補聴器の装用をよりスムーズに習得することができます。

車のエンジン音(低音)やドアの開け閉めのキーキー音(高音)などをカットする
車のエンジン音(低音)やドアの開け閉めのキーキー音(高音)などをカットする

補聴器は耳穴式、耳かけ式、ポケット式の3種あります。当店では耳穴式と耳かけ式がほとんどで割合は7:3です。下の表であなたに合う補聴器を探してみてください。

購入した補聴器は、無理に装用する必要はありません。下の図を参考に毎日少しずつ慣れていきましょう。

補聴器は高価なお買い物です。5年が寿命といわれていますが、取り扱い方により随分と長持ちさせることができます。大切にすると補聴器も気を良くして、長生きしてくれますよ。

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