安いメガネと高いメガネの違い2

安いメガネと高いメガネの違いについて、前回は実際に取り扱う際のフレームの質感について説明しました。今回はフレームに対する設計思想について考えていきたいと思います。

 

現在、スリープライスといわれる格安メガネショップ(JinsやZOFFなど)が、若者の間でもてはやされています。メガネを格安で購入できるため消費者にとっては好ましいことに思われます。なぜ、スリープライス眼鏡店はコストダウンできるのでしょうか? その理由の一つに設計思想の違いが挙げられます。

 

もともと、JinsやZOFFなどは、雑貨やアパレルから眼鏡業界に参入してきました。そのため、眼鏡に対し雑貨やアパレルとに対するのと同じ態度で、取り扱っているきらいがあります。

 

わたしの店にも時折、スリープライス眼鏡店で購入したものをフィッティングしてもらいたい、というお客様が来られるのですが、その多くはフィッティングが困難です。デザイン重視で設計されいるため、様々な人の顔にフィットさせるという視点が欠如しているためです。

 

雑貨やアパレルなどではそれでもいいかもしれませんが、眼鏡は違います。元来、眼鏡は医療器具の一種なのです。たとえば、松葉づえでも義足でも様々な人にフィットさせますよね? 眼鏡もそれと同じです。お使いになる人にフィットさせる、という視点を持って設計しなければなりません。

 

そのため、眼鏡設計には眼光学や視覚心理学はもちろん、顔の骨格や血管にたいする医学的知識を駆使しなければいけません。それを踏まえたうえで、さらにみなさんに喜ばれるデザインを創造していくのです。以上のような理由もあり、高いメガネは高くなり、安いメガネは安くできるのです。

 

安いメガネと高いメガネの違い1

日本製フレーム
眼鏡学を駆使し設計されている日本製眼鏡。奥:Fiat Lux! (スッキリとしたフォルムを保ちながらも智を調整できるようにしている) 手前:Vivid Moon(北川景子モデル。テンプルをレーザーで抜きデザインをしている。テンプルの調整も容易)

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